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BE TO の文法

菅山 謙正(神戸市外国語大)

この発表の目的は,(1) に例証される,現代英語で一般に 'be to inf.'(以下,beto と略す)と呼ばれる表現における be の用法を再検討し,現代英国英語ではこの be は modal verb の一例であることを示し,さらに理論的には中立の立場から beto は一つの語彙的な単位 (Lexical Unit) ではなく,beと to の間には統語的な gap があることを明らかにすることである.また,Hudson (1990, 1996) の Word Grammer の枠組みを用いると,be を raising verb と考えることによって,be to の epistemic/non-epistemic の両用法が同一の分析で意味的・統語的に説明可能であることも示す.

(1) That young boy was to become President of the United States.

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