本発表では、語彙概念構造と有界性の概念を用いることにより、シテイルの意味解釈(進行、結果状態、パーフェクト、反復・習慣など)に関わる要因を統一的に説明できることを示した。シテイルが進行を表すのは、主体の動作があり、かつその動作が非有界的事象である場合である。シテイルが結果状態を表すのは、主体の変化がある場合である。