第165回 日本言語学会大会予稿集 目次
はしがき
…………ⅰ
公開シンポジウム 11月13日(日)13:20~16:20
▼公開シンポジウム
「琉球における言語継承活動の現状と課題」
司会:下地 賀代子 …………1
S-1 「地域コミュニティと取り組む奄美大島方言のデータ収集・公開」
重野 裕美,白田 理人 …………3
S-2 「一調査者が言語の継承にどう関われるか?:高校生との協働による宮古島諸方言記録活動の事例報告」
林 由華 …………4
S-3 「与那国島と沖永良部島の事例報告」
山田 真寛 …………5
S-4 「「しまくとぅば講師養成講座」と「しまくとぅば検定」」
西岡 敏 …………6
口頭発表 11月12日(土)10:20~16:30
▼A会場
A-1 10:20~ チュヴァシ語における否定小辞 an の移動
菱山 湧人…………7
A-2 11:00~ キルギス語の数詞
bir
「1」の多機能性
アクマタリエワ・ジャクシルク…………14
A-3 11:40~ ウズベク語において推量を表す二つの分析的形式にはどのような差異があるか
日髙 晋介…………21
A-4 13:20~ Discourse Markers in Ukrainian —Contrastive analysis with Russian—
Anna KARBOVNYCHA…………28
A-5 14:00~ ここじゃ雨なんか降らない ―現代ロシア語の否定生格に見る視点と存在の認知的関係―
木下 蒼一朗…………35
A-6 14:40~ 身体部位詞を含む慣用句の意味拡張 ―意味拡張プロセスからの分析―
王 雪瑶…………42
A-7 15:20~ 古典サンスクリット複合語のmorphology/syntaxの不整合
内ヶ崎 哲…………49
A-8 16:00~ トルコ語の項体言化と文法関係
鈴木 唯…………56
▼B会場
B-1 10:20~ PPI in Maasai
Sumiyo NISHIGUCHI…………63
B-2 11:00~ アラビア語チュニス方言の否定と主題化
熊切 拓…………68
B-3 11:40~ アカン語のna焦点構文の韻律的特徴
古閑 恭子…………75
B-4 13:20~ 現代中国語の“X们”の意味と機能
島 健太…………82
B-5 14:00~ パピアメント語におけるnanの場所標識機能について
アルミロン・パトリシオ・バレラ…………89
B-6 14:40~ ノス彝語の指示詞について
沈 宏…………96
B-7 15:20~ 音韻学の方法の衝突:『文海』甲種本の反切と体裁に基づく西夏語の音節構造の再考
濱田 武志…………103
▼C会場
C-1 10:20~ 虚辞
it
と選択関係
森竹 希望…………110
C-2 11:00~ 主語
wh
句の移動派生再考:主語・目的語の非対称性への拡張
末永 広大…………117
C-3 11:40~ 英語の転換動詞・逆成動詞形成における統語環境の役割について
岡田 祐輝…………124
C-4 13:20~ The Size of Clausal Complements of
-mitai
and
-yoo
in Japanese
Takayuki AKIMOTO, Yuta TATSUMI…………131
C-5 14:00~ Split Questions and Ellipsis in Japanese
Keisuke YOSHIMOTO…………138
C-6 14:40~ 日本語と中国語における分配を示す表現の構造分析
張 瑩…………145
C-7 15:20~ A micro-parametric approach to the cross-linguistic variations in resultative constructions
Linya YI…………152
▼D会場
D-1 10:20~ 意味処理を反映する事象関連電位N400にマスク下プライミングが与える影響
中島 潤,太田 真理…………159
D-2 11:00~ 主語の役割はいつ決まるか ― 感覚交差語彙プライミングによる調査
磯野 真之介,広瀬 友紀…………166
D-3 11:40~ The Role of Case-Marking Particles in Interpreting the Japanese Auxiliary Verb (
Ra
)
reru
: Evidence from Eye-Tracking
Chika OKADA, Yusuke SUGAYA…………173
D-4 13:20~ The semantic meaning and function of the Chinese adverb ‘[就]
jiu
’ ―A research in disjunctive conjunction sentences―
Yuchen ZHANG…………180
D-5 14:00~ 「VてV」文の非連言的分析
森 一…………186
D-6 14:40~ 深層学習モデルによる日本語動詞の双方向形態屈折の検証
深津 聡世,原田 宥都,関澤 瞭,田村 鴻希,大関 洋平…………193
D-7 15:20~ 用法基盤アプローチに基づくL2英語発達指標の検討: 日本語母語話者を対象に
加藤 剛史…………200
▼E会場
E-1 10:20~ 文脈下で提示された同音異アクセント語の認知
有賀 照道…………207
E-2 11:00~ 借用語における拗音化の定量的分析
田中 雄,土川 京子…………214
E-3 11:40~ L2英語の語処理における二重アクセスモデルとメンタルレキシコン内の音韻表示の非対称に関する検討
松原 理佐…………220
E-4 13:20~ 様態動詞の経路句との共起制限と移動表現の類型論: ベンガル語の自立移動表現の考察から
江口 清子,石川 さくら…………227
E-5 14:00~ 体言化理論における文法関係と概念表示: インド・アーリア諸語の用言基盤体言化から
吉田 樹生,石川 さくら…………233
E-6 14:40~ 沖縄語形容詞述語の形態論 ― そこに「ある」はあるのか?
玉元 孝治…………240
E-7 15:20~ 北琉球奄美語与論島方言における対格標識と示差的目的語標示
宮川 創…………247
▼F会場
F-1 10:20~ 中国語武漢方言における2音節軽声語彙の音声的実現
周 端馳…………254
F-2 11:00~ 漢語河南省扶溝方言の二音節語における連読変調の実験音声学的分析
楊 裴斐…………261
F-3 11:40~ Acquisition of Standard Chinese Neutral Tone under Variation Theory: A comparison of Beijing Mandarin speakers and Cantonese speakers
Xuanxin WU, Akitaka YAMADA…………268
F-4 13:20~ 日本語の左方転位構文の「形式」と「意味」再考
大江 元貴,居關 友里子,鈴木 彩香…………275
F-5 14:00~ いわゆる「属性付与」の「ガスル」構文と「ヲシテイル」構文の意味区分について
大神 雄一郎…………282
F-6 14:40~ 戦後韓国語における新聞の外来語の量的推移 ―日本語の外来語の量的推移との比較―
黄 秀智…………289
F-7 15:20~ 日本語のラレル構文と中国語の“被”構文の対照言語学的研究 ―意味領域の共通性―
劉 嘉勇…………296
ポスター発表 11月12日(土) 16:00~17:00
▼ポスター発表
P-1 文処理における意味的、統語的促進性干渉 ―英語母語話者を対象にして―
新井 大智,中野 陽子…………303
P-2 Ongoing change in noun elaboration via bound suffixes in written Japanese
Kevin HEFFERNAN, Yusuke IMANISHI…………310
P-3 日本語のガ・ノ交替における「ノ」の残留について
田口 茂樹,黒田 悠華…………317
P-4 標準日本語のアクセントの逸脱に対する違和感について ―4モーラ語の名詞を対象として―
韓 喜善,難波 康治,陳 曦…………324
P-5 目的語-斜格-動詞の語順をとる言語
時崎 久夫,桑名 保智…………331
ワークショップ 11月13日(日) 10:00~12:00
▼ワークショップ1
W-1 レキシコンの輪郭:派生の領域とインターフェイス
企画者・司会者: 工藤 和也…………338
W-1-1 意味合成の領域とレキシコンからシンタクスへの写像
工藤 和也…………340
W-1-2 分散形態論と語彙的V-V複合語の意味構成
田中 秀治…………346
W-1-3 語彙層を超えた異形態:日本語の数詞からの試案
依田 悠介…………352
▼ワークショップ2
W-2 グロス再考:実践が支える言語観、言語観が導く実践
企画者:松田 俊介 司会者:西村 義樹 コメンテーター:林 徹,古賀 裕章,西村 義樹…………358
W-2-1 グロス実践における問題点とその背景にある言語観
浅岡 健志朗,石塚 政行,松田 俊介…………360
W-2-2 グロス実践における問題点の回避と素朴知識
石塚 政行,田中 太一…………366
W-2-3 表示は何を表示するか:グロス・ラベル・図
松田 俊介,田中 太一…………372
W-2-4 ブロックの比喩の功罪と動的言語観
田中 太一,浅岡 健志朗,石塚 政行,松田 俊介…………378
次回大会のお知らせ
…………奥付