第160回 日本言語学会大会予稿集 目次
はしがき
…………ⅰ
口頭発表
▼A会場
A-1 初期サンスクリットにおける印欧祖語の音節核鼻音*n̩ と喉音 *H の連続の反映
塚越 柚季 …………1
A-2 共通スラヴ語における印欧祖語*-osの反映形:屈折体系の変化に着目した説明
大山 祐亮 …………7
A-3 西夏文字の、ある「5画」部首の再分類
荒川 慎太郎 …………14
A-4 アイク語(パプア・ニューギニア)の音素体系の記述
山本 恭裕 …………21
A-5 複合形容詞への強調促音挿入における音韻効果と形態効果―二肢強制選択課題による検討―
近藤 森音,伊藤 たかね …………28
A-6 長音と促音の知覚における隣接要素の持続時間及び音韻長の影響:発話速度の観点から
石橋 頌仁,竹安 大 …………35
▼B会場
B-1 日本語wh疑問文における文法性の錯覚と記憶処理─文読解中の視線計測実験─
峰見 一輝,広瀬 友紀,伊藤 たかね …………42
B-2 コントロール構造の文処理をコントロールする要因について
有賀 照道,津村 早紀,曹 瑞,福田 建,広瀬 友紀 …………49
B-4 名詞が程度性を持つとき:Nすぎる構文を通して
佐藤 らな …………56
B-5 A movement account of a Japanese verbal suffix -
sugi
Yuki A. SEO …………63
B-6 On the discourse functions of the [
yào shì
+ P +
ne
?] structures in Chinese -A functionalist perspective-
Zhonglin SANG …………70
▼C会場
C-1 “wh-mo”の統語・音韻的認可
田村 惇 …………77
C-2 空範疇の探索可能性:探索する空範疇と探索される空範疇
北田 伸一 …………84
C-3 (Non-)Restrictiveness of numerals and word order
Atsushi OHO …………91
C-4 Why Scrambling and Argument Ellipsis?: Two Asymmetries between Japanese and English
Koji SHIMAMURA …………98
C-5 A Phase-based Approach to the High and Low Behaviors of Adverbs in Japanese
Kaori MIURA,Tomohiro FUJII …………105
C-6 フェイズの決定要因について
作元 裕也 …………112
▼D会場
D-1 壮年期日本語母語話者のかき混ぜ文聴覚理解における処理負荷―事象関連電位を指標として―
葛西 有代,木山 幸子,新国 佳祐,時本 真吾,汪 敏,宋 歌 …………119
D-2 日本語の間接的断りにおける共話的中途終了発話の理解:事象関連電位による母語話者と非母語話者の検討
汪 敏,時本 真吾,宋 歌,宋 凌鋒,上埜 高志,小泉 政利,木山 幸子 …………126
D-3 日本語のかき混ぜ文におけるfiller-gap依存関係の処理―持続的な脳活動は何を反映しているのか―
矢野 雅貴 …………133
D-4 失語症者における指示代名詞の理解
河端 梓,星 英仁 …………139
D-5 子どもの言語理解能力の発達と抑制機能の関係性
津村 早紀,新井 学,馬塚 れい子 …………146
D-6 日本語における分裂文の談話機能について
今村 怜 …………153
▼E会場
E-1 韓国語の目的語保持型受身ー身体とはどのようなものかー
鄭 宇鎭,田中 太一 …………160
E-2 漢越語の形態統語的特徴:特殊な文法的特徴は借用されるのか?
髙橋 康徳 …………167
E-3 偏重トリリンガルの言語制御 言語切り替え課題における言語手がかりの時間差呈示を通じて
張 暎洙 …………174
E-4 アラビア語チュニス方言の「情報的に余剰な与格」
熊切 拓 …………181
E-5 オリヤ語における、類別詞付き名詞句に関わる格制約
山部 順治 …………188
▼F会場
F-1 ドイツ語の虚辞esの統語論:Phase cancellationによる分析
伊藤 克将 …………195
F-2 ドイツ語における3人称中性代名詞esに関する研究:摘出の可能性の観点から
坂本 祐太,戸川 琴貴 …………202
F-3 On the semantic contribution of the German discourse particle
wohl
embedded under attitudes
Shinya OKANO …………209
F-4 ウェールズ語の非人称文と非人称の類型論的考察
浅野 千咲 …………216
F-5 ゾゾ語の非意図的授与動詞構文と類型論的分析
宮岸 哲也 …………223
F-6 トルコ語における数量を表す重複構文
鈴木 唯 …………230
▼G会場
G-1 現代日本語形容詞の多義区分に対する言語学的テストの有効性-語彙・文法・論理テストから-
西内 沙恵 …………237
G-2 統語的に形成される述語名詞について
新山 聖也 …………244
G-3 英語における道具主語文の同定機能-日英対照の観点から-
石川 和佳 …………251
G-4 アカン語における自然発生的状態変化を表す動詞の構文交替
古閑 恭子 …………258
G-5 パピアメント語の進行表現におけるTAM標識taの機能
パトリシオ・バレラ・アルミロン …………265
G-6 インドネシア語における接頭辞ter-と共起する接尾辞-kanについて
佐近 優太 …………272
▼H会場
H-1 南琉球八重山語波照間方言における母音長の音韻論的解釈
麻生 玲子,中澤 光平 …………279
H-2 南琉球与那国方言における動詞のアクセント交替の共時的・通時的分析
中澤 光平 …………286
H-3 南琉球宮古語多良間仲筋方言における「複合アクセント法則」の再検討
セリック・ケナン …………293
H-4 南琉球宮古語新城方言における再帰代名詞duuとnaraの使い分け
王 丹凝 …………300
H-5 沖縄語金武方言における格助詞ガ・ヌの分布
金城 國夫 …………307
H-6 「名詞+(が+)(XP+)(で)ある」型複雑述部における主格助詞の随意性について
小川 芳樹,新国 佳祐,和田 裕一 …………313
ポスター発表
▼ポスター発表
P-1 発表者の事情により、発表取り消しとなりました。
P-2 シネクドキにおける意味の弾性と解釈プロセスとの関わりをめぐって
岩橋 一樹 …………320
P-3 追随的疑問における伴立: 「それも」の談話構造的分析
大久保 弥 …………327
P-4 日本・中国・韓国・米国の母国語・外国語教育における「目的語」の扱い方についての比較研究
中村 真子,牧 秀樹 …………334
P-5 接続助詞による統語構造の予測
福田 建 …………341
P-6 サラール語の疑問標識miに関する考察
原 明海 …………348
次回大会のお知らせ
…………奥付