日本言語学会「英文要旨作成ワークショップ」の開催と参加者募集について(参加申し込み期限延長 11/30まで)
趣旨・概要
日本言語学会では,英語による『言語研究』への投稿を促進するため,英語での執筆に関するチュートリアルをワークショップとして開催していくことになりました。今回は,学会発表申込要旨を英語で書くためのチュートリアルをおこないます。英語で書かれた要旨を,英語母語話者の研究者に校閲してもらい,英語で書く際の注意点を,現物を見ながら解説して頂きます。
今回のワークショップは,日本言語学会として初めての試みですので,応募資格に制限を設けるなど,試験的な要素があることをご了承ください。
本ワークショップは,日本言語学会として今年度新規採択された科学研究費・研究成果公開促進費(国際情報発信強化)による活動の一環としておこないます。
日時
- 12月12日(土曜日)
- 10:00-10:10 会長挨拶・趣旨説明
10:10-10:40 講演
10:50-11:20 チュートリアル1
11:30-12:00 チュートリアル2
昼休憩
13:00-13:30 チュートリアル3
13:30-14:00 全体質疑応答
プログラム
- 会長挨拶:田窪行則氏(日本言語学会会長・国立国語研究所所長)
- 趣旨説明:米田信子氏(大阪大学教授・企画小委員会委員長)
- 講演:「日本語話者が英語で論文を書くということ」下地理則氏(九州大学准教授)
- 英文要旨チュートリアル 2~3件:英文アドバイザーDoug Roland氏(早稲田大学准教授)
- 要旨提供:
チュートリアル1: 小川雅貴氏(東京大学)”Local animacy determines the preference for active/passive voice in Japanese Comparison of Tokyo, Tohoku, Kansai dialect”
チュートリアル2: 福田建氏(東京大学)"The prediction of syntactic structure by conjunctive particles in Japanese"
チュートリアル3:葛西有代氏(東北大学) “Auditory comprehension of Japanese scrambled sentences by aging adults: An ERP study”
- 全体ディスカッション
開催方法
オンライン(Zoomを使う予定)
お申し込みくださったみなさまには追って接続情報をお知らせいたします。
参加費
無料
主催
科研費研究成果公開促進費(国際情報発信強化)「Eジャーナルの刊行と国際研究ネットワークの強化による研究成果の国際発信」プロジェクト
企画
日本言語学会国際発信力強化小委員会